絵を描く仕事へ
1853年、オランダに生まれたフィンセント・ファン・ゴッホ。画商の仕事などを経て、画家としての道を歩み始めた。初期には、農村で働く人々の暮らしを暗い色調で描いている。
カート
カートが空です

暗い農村の色から、パリの明るい筆触へ。色の変化をたどると、ゴッホの歩いた道が見えてくる。
場所が変わり、出会いが変わり、絵の色が変わっていく。
1853年、オランダに生まれたフィンセント・ファン・ゴッホ。画商の仕事などを経て、画家としての道を歩み始めた。初期には、農村で働く人々の暮らしを暗い色調で描いている。
1886年にパリへ移り、弟テオと暮らす。印象派や新しい絵画に触れ、それまでの暗い色調から、明るい色と細かな筆触へと表現が変化した。自画像も、色と描き方を試す場になった。
1888年には南フランスのアルルへ。畑や花、人々や街の風景を描いた。その後もサン=レミ、オーヴェール=シュル=オワーズで制作を続け、1890年に生涯を閉じた。短い画業の中で、場所とともに絵の色も変わっていく。
一枚の絵から、一足の靴下へ。

パリで描いた自画像。短く刻むような筆触が顔や帽子、背景を形づくる。モデルを雇う費用が乏しかったゴッホは、自分自身をモデルに人物画を練習した。この絵の裏面には、それ以前に描いた農民の習作が残っている。

本物は、いまどこで見られるか。
2026年9月28日時点の情報です。会期・展示状況は各館の公式サイトでご確認ください。
作品画像:The Metropolitan Museum of Art, Open Access(CC0)。作品解説の出典は同館および米国ナショナル・ギャラリー。靴下の商品画像・仕様は各商品ページをご確認ください。