菱川師宣《見返り美人》
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菱川師宣《見返り美人》

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サイズ:S (23-25cm)
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菱川師宣《見返り美人図》

顔を正面から描かずに、美しさを表現した。

この絵に描かれた女性の顔は、ほとんど見えません。緋色の振袖を纏い、歩みの途中でふと振り返る——横顔と後ろ姿だけで「美人」を表現するという、大胆な構図の発明です。

菱川師宣が1694年頃に描いた肉筆画(版画ではなく一点物の手描き作品)。着物の模様には当時流行の菊と桜の「玉結び文様」が精緻に描き込まれ、髪型は元禄期の「吹輪」という結い方。この一枚が、1948年に日本の切手図案に採用されたことで広く知られるようになりました。東京国立博物館所蔵。

あなたの足元に

「振り返る」動きのある構図は、靴下のデザインとしても目を引きます。同デザインで別ラインもあり素材の違いを比べてみるのも面白い。同じ「振り返る女性」のモチーフなら、真珠の耳飾りの少女と東西で揃えられます。江戸の女性美をもう一足なら、ビードロを吹く女もぜひ。

 

サイズ:WOMENS(23-25cm)、MENS(25-27cm)

素材:綿/ナイロン/ポリウレタン

生産国:日本


Hishikawa-Moronobu

菱川師宣

菱川師宣(1630頃-1694)は千葉・鋸南町の刺繍職人の家に生まれ、布地に針で絵を描く幼少期の日々がその精緻な線描の原点となりました。

やがて江戸へと出て絵師の道を歩み始めた師宣が目を向けたのは、当時あくまで書籍の「添え物」に過ぎなかった版画でした。それを一枚の独立した芸術作品へと昇華させ、町人文化の息吹を生き生きと描いた代表作「見返り美人図」は、描かれた女性が振り返るその一瞬の仕草だけで、見る者の心を鷲掴みにします。書物の脇役だった版画に魂を吹き込み、後の歌麿・写楽・北斎・広重へと連なる浮世絵という巨大な潮流を生み出した功績から、師宣は今日「浮世絵の祖」と称えられています。

江戸という都市が生んだ大衆文化の夜明けは、一人の刺繍職人の息子の手から始まりました。