菱川師宣《見返り美人》

菱川師宣《見返り美人図》 Hishikawa Moronobu, Looking Back Beauty（17世紀後半）

菱川師宣は「浮世絵の祖」と称され、江戸の町人文化を華やかに描き出した絵師です。なかでも《見返り美人図》は、浮世絵のなかでも特に有名な作品。

赤い小袖をまとった女性が振り返る姿は、しなやかで優美。わずかに首を傾ける仕草や、背後からの視線を意識したような表情が、江戸の美意識と粋を感じさせます。

この一枚は、単なる美人画を超えて「江戸のファッションアイコン」としての存在感を放ち、日本美術史においても記念碑的な作品とされています。

サイズ：WOMENS(23-25cm）、MENS（25-27cm）

素材：綿／ナイロン／ポリウレタン

生産国：日本