フェルメール《真珠の耳飾りの少女》
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フェルメール《真珠の耳飾りの少女》

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サイズ:S (23-25cm)
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フェルメール《真珠の耳飾りの少女》

この少女が誰なのか、今も誰にもわからない。

「北方のモナ・リザ」と呼ばれるこの作品。でも、モナ・リザとは決定的に違う点がひとつあります。モデルが特定されていないのです。

フェルメールが描いたのは「トローニー」——実在の人物ではなく、画家の想像による架空の人物画。つまりこの少女は、350年以上にわたって世界中の人々を魅了しながら、その正体は永遠の謎のままです。

ターバンの鮮やかな青は、金よりも高価だった天然ウルトラマリン(ラピスラズリ由来)。フェルメールがなぜこれほど高価な顔料を惜しみなく使えたのかも、未解決の謎のひとつです。2018年の科学調査では、現在は黒一色に見える背景にもともと空間が描かれていたことが判明しました。

あなたの足元に

正体不明の少女がこちらを振り返る——その瞬間を、足元に。フェルメールの光の表現は、靴下の糸が生む微かな光沢と共鳴します。同じ「謎めいた女性像」なら真珠の耳飾りの少女、東洋の美人画なら見返り美人と、東西の美女を足元に揃えるのも。一興です。

Johannes Vermeer

ヨハネス・フェルメール

フェルメール(1632-1675)は生涯をオランダ・デルフトで過ごし、現存する作品はわずか34-36点。

室内に差し込む柔らかな光の描写を最大の武器とした画家は、死後200年近く忘れられ、1866年に再発見されました。